ふりむかないで。
その昔。昭和ののんびりとした時代に、少年だった私が
大人の女性を意識した曲があった。
シャンプーのCMに起用された、その曲は全国各地の
美女のもとを渡り歩くこととなる。
「エメ○ンですぅ~っ!」「やっ!やだぁ~っ!」
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http://jp.youtube.com/watch?v=tZ6W0_YckcY
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泣いているのか、笑っているのか
後ろ姿の、素敵な貴女
ついてゆきたい、貴女の後を
ふりむかないで、東京の女
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ポプラ並木に、ちらつく雪が
貴女の足を、急がせるのか
しばれる道が、気に掛かるのか
待ってて欲しいな、札幌の女
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七夕祭りの、一番町で
ふとゆきあって、目と目があった
浴衣姿の、素敵な貴女
ささやきたいな、仙台の女
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雨の今池、ちいさなスナック
一人ぼんやり、している貴女
ほろり涙が、まつげにたまる
抱きしめたいな、名古屋の女
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今にも空が、泣き出しそうな
道頓堀の、橋のたもとで
何を思案の、こいさん一人
声掛けたいな、大阪の女
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泣いているのか、笑っているのか
那珂川ばたに、たたずむ貴女
ついてゆきたい、貴女の後を
ふりむかないで、博多の女
・
とまあ、そんな風に主要都市をかいつまんで構成されて
おるのが不満にも思えた地方の一少年であった。
ところが、本編以外にも、おそらくはライブ等で使用した
のであろう、他県のものも見つけたので…。どうじょ。
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はちがとんでる、平和の塔に
ちらりのぞいた、八重歯が光る
レモンのような、可愛い貴女
呼びかけたいな、広島の女
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誰を待つのか、香林坊で
ふと微笑んだ、貴女の瞳
春風みたいに、心に触れる
見つめていたいな、金沢の女
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連絡船が、屋島をすぎて
風に黒髪、なびかせていた
ひとりぼっちの、貴女はだあれ
並んでみたいな、高松の女
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はい。パチパチパチッって…許す私だと思うのか?
松山が無いでしょ?…え?…無いの?
…無ければ…勝手に作ってやるのである。
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松山城を、見上げる貴女
右の鼻から、はみでる鼻毛
言ってみようか、言わずにおこうか
なんとかしろよな、松山の女
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左を向いて、憂える仕草
何処かで見たよ、その横顔は
ひげもそのまま、あごひげまでも
正岡子規か?松山の女?
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あ~あっ…。明日、私は松山の女性陣に袋叩きに
されるだろうなぁ…。
災いは口よりいずるである。ふうっ。
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