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2017年4月 5日 (水)

ガングリオン

最初にできたのは40代のはじめ頃だったと思う。

手首の内側、ちょうど脈を録るときに指を置く部分の腫れ物が日ごとに大きさを増して成長しはじめた。
痛みはまったくない。
大きさで言えば、ちょうど小学校の綱引き大会で熱血な担任が「勝ったら全員にごほうびをあげます。」といって実際に頂いたアメダマくらいにはなった。
日ごろの生活態度を鑑みるに、「ついに来るべきときは来たか。」と臆病風を焼酎でごまかしながらネット検索してみると、どうやら「ガングリオン」と呼ばれる症状であった。
体液が特定の袋状の部分に滞留している状態。
響きだけからすると地球を平和に守ってくれそうで頼りになりそうな名前ではある。
正義の味方秘密戦隊ガングリオン。
神経を圧迫していないなら放置していてもよいらしいので、そのままにしておいた。
原因はさだかではないが、結構頻繁に見受けられる症例のようで、いわゆる魚の目やタコやイボみたいな体質的な癖なんだろうと推測した。
当初は面白がって周囲の人々に「実は…末期でね・・全身に転移してるから・・仕方ない。いろいろ世話になったね。ありがとうね。」とお涙ちょうだいのドッキリをしかけていたが、ある朝目覚めると綺麗に消滅していた。
自然に潰れることも多いらしい。
その後再発して再び潰れたが、またまたその後改めて再発した彼とは、すでに二年越しの親友である。すでに愛着まで沸いてくる始末だ。
健康診断で血圧を測定してくれた美人の看護師さんが「あ!ガングリオン!私も手首に出来るけど・・ここまで大きいのは珍しいですよ!」と喜んでくれた。
男子たるもの、もっと別な方向で女性に幸せを与えたいものではある。

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