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2008年11月17日 (月)

十勝晴れ

「ぢゃ。行ってまいるぞよ。」

照れるワイフにフレンチ・キスをすると階段を駆け下りる。

約束の時間通りに旧友Mが、妻君の助手席に納まって

迎えにきてくれた。

7:35松山発、羽田行きは整備の遅れのため20分遅れで到着。

煙草を吸う猶予さえ与えられずにマイクロバスで搬送された

我々がギリギリで乗り込んだ便は、隣席に美女が乗っていたにも

かかわらず、無事、定刻に新千歳へと降りたった。

出迎えてくれた本社のO氏が駆るインスパイアは快調に帯広

へと進路をとる。

途中、夕張で食事をとり、残雪の日勝峠を経由して帯広の現場

へと到着した。

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そこに見たのは充分なボリュームを携えた現場であった。

はたして一週間の工期で間に合うか知らん?とMの段取りを

疑う私がいた。

加えて、未だ午後3時を廻った時刻にもかかわらず、すでに

夕刻の陽射しであることに、北半球の憂鬱を想い、西側に

聳える日高連峰に畏怖の眼差しを向ける私がいた。

シベリア抑留生活を覚悟していた私に与えられたのは狭いなが

らも清潔な個室の部屋で、隣室のMのイビキさえ響かなければ、

申し分のない居住空間であった。

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…いや。本当に。

笑いごとではないのである。

当初、携帯電話のバイブ機能の音かとおもいきや、壁一枚

隔てたヤツのイビキの音であったのである。

デリヘル嬢を召還できるほどの設えではないという事実を

突きつけられる。

寒さに関しては、現地の人が胸を張って言う「典型的な十勝晴れ」

が私達を守ってくれた。

放射冷却により早朝こそマイナス4度の霜が支配する世界で

あったものの、日中は穏やかに晴れ渡り、慣れない厚着では

汗をかいてしまう。

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それでも温度調節が上手にできぬおばかな私。

暑いからと上着を脱ぐと、汗が引いた頃に寒気がする。

当初は、お腹を冷やしてしまい、現地の人に

「近くにトイレありますか?」と聞くと「そこに公園があるけど

…今の時期からは閉鎖してっから。水道しばれちゃうんで。

しばれるって…解る?凍るってこと。」

使えない公衆トイレに絶望しつつ、両足の親指を曲げたまま

堪えて、やっとの思いで、お昼のラーメン屋さんで安堵の

溜め息をもらす事となる。

糞死しなかったのは不幸中の幸い。

ところが、ハプニングに魅入られた私の宿命は、さらに

新たな展開を迎えることとなるのであった。

(橋田先生くらい、話せば長いので、次回へと続く。)

http://jp.youtube.com/watch?v=R4DlrwYeoSM&feature=related

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コメント

北海道、一度も行った事がないからうらやましい☆
でも寒いのは苦手…凍って使えない公衆トイレってすごいなぁ;

投稿: べあ | 2008年11月17日 (月) 19時13分

おはようございます。

北海道でお仕事されていたんですね。
お疲れさまです。

温暖な地に住んでいると、冬には (松山はまだ秋だし) 水道が凍るという理由で公園のトイレを閉鎖する…なんて考えられないですよね。

私も北海道 (というか日光より北) には行ったことがないので行ってみたいのですが、寒いのはホントに苦手です。

投稿: | 2008年11月18日 (火) 05時18分

べあさん、おはようございます。
沖縄好きのべあさんとは反対方向に
むかっておりました。
雄大な景色に感動する傍ら、厳寒期には
さまざまな苦労があることを現地の人々
から教わりました。
よい経験をさせていただきましたよ。(笑)

投稿: moukun | 2008年11月18日 (火) 08時25分

静さん、おはようございます。
衆院選挙がらみの仕事のため、
早くから予定を空けさされていたのですが
解散が先送りとなったでしょ。
グッドタイミングで飛び込んだ話に
二つ返事で乗っかりました。(笑)
朝は寒かったけど、本当に厳しいのは
これからの季節のようです。
私達にとっては、恵まれた時期に訪れる
ことができたようでした。

投稿: moukun | 2008年11月18日 (火) 08時31分

moukunさん、こんばんは。
北海道でのお仕事、お疲れ様でした。
もうすっかり四国仕様のお身体に戻ったことかと。
お天気が続いて、それだけでも道民としては
北海道に良い印象を抱いてくれたのではと、安堵しています。
その分、シバレもきつかったそうで、
窓に貼った霜でお絵描きしちゃうなんて、
貴重な体験もされたんですね~。
が、それ以上に辛い場面もあったようで。(笑)

が!?さらにハプニングが?
続きが気になるぞよっ!

投稿: 水無月 | 2008年11月18日 (火) 23時40分

水無月さん、こんばんは。
ありがとね。(笑)
素敵な思い出が沢山の現場となりました。
余すところ無く書き綴りたいところですが、
いかんせん、帰国「←違う!海外は、むしろ
四国ぢゃっ!(笑)」してからは、蓄積した
仕事を片付けるため、右往左往いたしており
まする。(汗)
楽しんだ罰とはいえ…。(笑)

投稿: moukun | 2008年11月19日 (水) 00時09分

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