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2008年5月28日 (水)

情けは人のためならず。

「雨が降るまでに。」という条件付きだった作業を、

なんとかクリアできた時点で、お約束のように雲行きが

怪しくなりはじめた。

折りしも今日はワイフの誕生日であったことを思い出す。

薄情なものであるが、何を隠そう自分自身の誕生日で

さえ、最近では記憶から消え去ろうとしている。

という訳でしっかりと点数を稼いでおくために妙案をおもい

ついた。

女心を鷲づかみにするには、もはやスゥイーツをおいて

他にはあるまい。

短時間で出来て大人っぽくて上品な味覚。

レアチーズケーキに決定。

私自身、甘いものを好まないので普段、積極的に作ろう

とは思わないが、過去に何度か作った経験から、惣菜料理

のそれよりも各素材の分量を徹底しないと凝固や食感に

問題を残すのがスゥイーツである。

戸棚に手付かずのまま残っていたビスケットを粉砕して

バターと混ぜタルト生地に使用する。

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クリームチーズに半立ての生クリーム、ふやけたゼラチン、

レモン汁、砂糖を加えタルトの上に流し込む。

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冷蔵庫で冷やすこと2時間。はい。出来た。

彩りのペパーミントを飾れば、それらしくも見えようぞ。

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さてと。

しっかりと点数を稼いだとの希望的観測から…。

「あんなぁ。新しい釣竿で欲しいのがあるのよ。」

…返事が無い。

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2008年5月27日 (火)

ルパン三世

K組より作業依頼の電話がある。

あくまでも堅気のK組である。

現場は夜の美術館。

だから…。あくまでも堅気の仕事である。

依頼の内容は、日本影絵の第一人者であらせられる

「藤城清治氏」の展覧会撤収作業のようであった。

誰もが一度は目にした記憶があるであろう、ノスタルジー

に満ちた幻想的な影絵で有名な方である。

偉大な氏の名を耳にした私の右目の端に光が宿った。

(タイプライターの効果音。カシャカシャカシャ…。)

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赤外線スコープで難なく裏口を突破すると、壁に張り付き

ながら展示室へとむかう。

撤去作業のため、展示室内には数名の作業員がいたが、

一瞬のうちに催眠ガスで眠っていただいた。

「うっ。…またつまらぬもの切ってしまった…。」

「?どしたぁ?五右衛門?またケガしちゃったの?」

ったく足手まといの五右衛門ではある。

カットバンなかったっけ?

え?サビオなんて言わないよ、こっちでは。

それでも首尾よくお目当ての大作は手中におさめた。

松山賛歌と右隅に題名が記され、氏のサインもある。

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一仕事終えてほっと一服。

いつの間にやらポケットの煙草も押し潰され、まるで

次元の煙草さながらである。

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「!」はやばやとパトカーのサイレンが鳴っている。

「それじゃあ、ふ~じこちゃ~ん。銭型のとっつぁん、

うまく煙に巻いといてくれよなぁ。バイビー!」

さて…明日も朝からバタバタしそうな予定である。

くだらないウスバカ日記なんて書いてないでとっとと

寝ないと起きれなくなってしまうぞよ。

そうそう。

折角なら目覚ましの声も峰不二子ならゴキゲンなのに。

「ねぇ~ん。moukun。起きないと遅れちゃうわよん。

ほらほら。起きなさいってば。ねぇ~。

ちょっと…なにすんのよ…朝から…いやん…ウフッ…」

だめだ。長くなる。風呂入って寝よ。

ルパン三世

http://www.youtube.com/watch?v=3wr_XgbuEv4&feature=related

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2008年5月24日 (土)

備えあれば嬉しいな

まだ当分先のことだと悠長に構えていたのだが、

どうやらそろそろ準備しないといけないらしい。

来年の春にせまった長女の成人式。

そうそう。振袖。

洋装が主流となった昨今、振袖を着るのもせいぜい

成人式と結婚式くらいのものではあるものの。

無頓着な父親はさておき、二人の間では話が進んでいた

様子で、どうやらワイフの着物を仕立て直して利用する

ことになったようだ。

ところが、当初その作業を依頼する予定だった方が不慮の

事故に遭われてしまったらしい。

さりとて着物関係の知人に心当たりも無く、とり急ぎPC

で検索してみた。

と、ごく近いマンションの一室がヒットする。

ワイフが電話をしてみたところ、要領を得た様子だったので

二人をマッハ号で送っていった。

着物の包みを持ち込んだまま、なかなか出てこないので

そばの自動販売機にタスポをかざし、メンソールを二箱

買って戻る私を指差し、車中で笑い転げる二人。

「???」

「どこの国の人かと思った。爆)爆)爆)。」

「…。」

言われてみれば、開襟シャツの前をはだけて、

サングラスをかけ、眉間に皺を寄せつつ肩で風を切る姿

は東南アジアのひとさらいのようにも見える。…ほっとけ。

華美な店舗ではなく、直接職人さんに出会い、詳細を

打ち合わせられたことが功を奏した様子で、どうやら安心

してお任せできる方のようであった。

やはり、それ相当の時間が必要らしく、早めに依頼して

おいて正解のようだ。

すっかり昂揚して、はしゃぐ二人に水を注す。

「あんなぁ。着物が成人式するんじゃ無いぞ。

中身が成人式をするんじゃ。はきちがうなよ。」

「おと~さん。…いま、そんなこと言わんでも。」

他人様はおべんちゃらしか言ってくれない。

苦言を呈することができるのは親だけなのである。

成人するということは決して自由になるということでは

無く、逆に不自由を背負っていく責任を課されるのだ。

ったくコヤツらは…と…。

…なるほどねぇ。

じゃあ当時のアナタはさぞやご立派だったのでしょうねぇ?

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だめだ。な~んにも考えてない。

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2008年5月18日 (日)

芋の煮えたもご存知無い。

芋の煮えた状態を知るために竹串をスッと通してみる。

最近の若い女性はそんなことさえご存知無いのでは

なかろうか?

いえね。

若いうちは愛だの恋だのといってはしゃいじゃってますけど、

そのうちに50、60と齢を重ねてまいりますってぇと。

男の子のハートを繋ぎ止めるには「美味しい手料理」なので

ございますよ。

そのあたりをふまえて我が娘達に男の子の大好きなレシピ

を伝授しておこうと画策するも、長女は私の死角を縫うよう

に外出してしまうし、次女もまたしかり。

「これ。お姉ちゃんのバックやんか?」

「うんうん。余計なことチクらんといてよ。それより自転車に

空気入れて。」

まったくのガキである。

そうはいいつつ「ダメな子」は可愛いもので黙って空気を

入れてやる。

姉の影響からか華美なファッションを身に纏い、そわそわ

した仕草から、どうも男子と待ち合わせているようだ。

「父母いませば遠く遊ばず。遊ぶに必ず報あり。」と諭し

ても、生憎、論語が理解できるようなタマでは無い。

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最近立ち寄ったお寺の壁に、こんな言葉が記されていた。

「年寄り責めるな行く道だ。子供責めるな来た道だ。」

そうなのよ。

おっしゃる通り。

けどね。

今日は「牛すじ肉じゃが」の作り方を教えておきたかったのよ。

残念。

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他にもね、先日好評だった居酒屋鶏皮せんべい。

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それによって精製された鶏油(チーユ)で炒めたナシゴレン。

(インドネシアの焼き飯ばい。)

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…きっと遊びつかれて家にたどりつき、何のためらいもなく

「いただきマサチューセッツ!」なんてパクパク食べちゃう

のだろうが、願わくは「作る楽しさ」を覚えて欲しいもので

ある。

こうすれば喜ぶであろう…とか、このタイミングで…とか。

それらはおしなべて、愛に通ずるのである。

いやん。

あいかわらず、アホのmoukunはエッチやわぁ。

ちなみに…なぜに「エッチ」という言葉が用いられるように

なったか?

語源のわかる人は挙手をお願いします。

エッチな私は知っているので、知らない人には教えて

あげられます。

男の子女の子(ん郷っ!)

http://www.youtube.com/watch?v=O0E5Ox9GPQM&feature=related

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2008年5月16日 (金)

ふりむかないで。

その昔。昭和ののんびりとした時代に、少年だった私が

大人の女性を意識した曲があった。

シャンプーのCMに起用された、その曲は全国各地の

美女のもとを渡り歩くこととなる。

「エメ○ンですぅ~っ!」「やっ!やだぁ~っ!」

http://jp.youtube.com/watch?v=tZ6W0_YckcY

泣いているのか、笑っているのか

後ろ姿の、素敵な貴女

ついてゆきたい、貴女の後を

ふりむかないで、東京の女

ポプラ並木に、ちらつく雪が

貴女の足を、急がせるのか

しばれる道が、気に掛かるのか

待ってて欲しいな、札幌の女

七夕祭りの、一番町で

ふとゆきあって、目と目があった

浴衣姿の、素敵な貴女

ささやきたいな、仙台の女

雨の今池、ちいさなスナック

一人ぼんやり、している貴女

ほろり涙が、まつげにたまる

抱きしめたいな、名古屋の女

今にも空が、泣き出しそうな

道頓堀の、橋のたもとで

何を思案の、こいさん一人

声掛けたいな、大阪の女

泣いているのか、笑っているのか

那珂川ばたに、たたずむ貴女

ついてゆきたい、貴女の後を

ふりむかないで、博多の女

とまあ、そんな風に主要都市をかいつまんで構成されて

おるのが不満にも思えた地方の一少年であった。

ところが、本編以外にも、おそらくはライブ等で使用した

のであろう、他県のものも見つけたので…。どうじょ。

はちがとんでる、平和の塔に

ちらりのぞいた、八重歯が光る

レモンのような、可愛い貴女

呼びかけたいな、広島の女

誰を待つのか、香林坊で

ふと微笑んだ、貴女の瞳

春風みたいに、心に触れる

見つめていたいな、金沢の女

連絡船が、屋島をすぎて

風に黒髪、なびかせていた

ひとりぼっちの、貴女はだあれ

並んでみたいな、高松の女


はい。パチパチパチッって…許す私だと思うのか?

松山が無いでしょ?…え?…無いの?

…無ければ…勝手に作ってやるのである。

松山城を、見上げる貴女

右の鼻から、はみでる鼻毛

言ってみようか、言わずにおこうか

なんとかしろよな、松山の女


左を向いて、憂える仕草

何処かで見たよ、その横顔は

ひげもそのまま、あごひげまでも

正岡子規か?松山の女?

あ~あっ…。明日、私は松山の女性陣に袋叩きに

されるだろうなぁ…。

災いは口よりいずるである。ふうっ。

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2008年5月15日 (木)

がばい疲れたばい。

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出張ば行くと、極端に早起きになるとです。

押し付けを嫌う我が儘な性格やばってん、ホテルの

目覚ましば鳴るのが嫌やとです。

(せからしかねぇ。こん目覚ましっちゅうもんは。)

しょんなか思うてコンビニば朝飯買出しに行きがてら、

軽ぅ~く太極拳ば、こなしてみるとです。

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最近の国営放送はニュースやらやらんで、一方的に

ツタンカーメンの話やら篤姫の番宣やらで気に入らん

とです。

首藤奈知子アナを平日に返せっ!ほんなこつ。(涙)

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必然的にチャンネルは民放に奪われるとです。

キレかネエチャンば、ようけ出とるばってん、朝の

ひと時には、ちびっとうるさかとです。

天候にも恵まれて仕事は順調にはかどりました。

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人間には「気の流れ」ごたるもんがあるとです。

順調に仕事ば進んだとは、まさに「気の合う仲間」

やったからやとです。

おかげで、全力疾走で大分自動車道ば抜けて、

夕方発の別府→松山行きに間に合ったとです。

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2008年5月 8日 (木)

遠慮近憂

陽気がよくなるにつれ、自然の勢いは留まるところを

知らぬかのように人の心をも置き去りにしてゆく。

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町のいたるところでも絵の具を撒いたごとく、色とりどりの

花が咲き誇っているが、なにぶん無学なゆえ、花の名前は

知らないものが多い。

それでも強く印象に残った花においては、心の印画紙に

その肖像を焼き付けておき、後日なんらかの形で解説に

触れたりすると、感嘆符と共に心のデータベースに分類、

ストックしてゆく日々。

過去に暮らしていた町には小さな神社があり、そこの

裏側には広大な自然林が広がっていた。

まだ幼かった子供達を連れて散歩がてらの森林浴と、

洒落込んだものである。

奥の方まで分け入れば、地面の近くに赤いものが見えた。

それは、純粋な野生の野イチゴで、緑の葉と赤い実の

コントラストが見事な取り合わせであった。

まだ当時は、もみじのようだった手のひらに、赤い実を

沢山のせて微笑んでた頃は口答えもしなかったのに。

ふうっ。

で…。

…これは?

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…赤くない…。

淡いオレンジ色の実をつけた…野イチゴ?

…堅いのかな?

そっと触れてみると以外にあっさりと実が取れてしまった。

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「あっ!やば…。お隣りの畑のものなのに…。」

手のひらにのったオレンジ色の実をしばらく眺めるものの、

投げ捨てるわけにもいかず、黙って口中へといざなう。

「…甘い。うん…。さっぱりとして…。けど…。」

…はたして食用となるものであろうか!?

明日の朝刊に「誤って毒イチゴを食べた男性。」として

モノクロの丸い顔写真とともに掲載されやすまいか?

「あ。moukunや。分別のない。アイツらしい最期やな。」

と一笑に付されるのも耐えがたいぞよ。

あわててPCで検索してみると木苺の中でもとくに美味しい

といわれる「カジイチゴ」と呼ばれるものであった。

屈辱にまみれた終焉を迎えることもなく、ひとまずは

ほっと胸をなでおろした次第である。

ふうっ。

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2008年5月 6日 (火)

可愛い花が咲きました。

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可愛い花が咲きました。

しばらく眺めておりました。

ありがとう。

ありがとう。

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2008年5月 5日 (月)

居酒屋mou冶

自身が酒を飲むときには、とくに「アテ」を必要とは

しないが、誰かと一緒に飲むときには、なにがしか

提供してあげたくなる。

結局ボウズに終わった昨日の釣行。

家に帰っても誰もいない。

幼い頃は、私の身体をジャングルジムよろしく

まとわりついた娘達も、それぞれに自分なりの青春に

足を踏み入れているようである。

ついさっきまで西田敏行だったのに急に高倉健と化した

私は眉間に皺をよせて厨房に立つ。

先日、眺めていた「おうちで居酒屋」的な本で、簡単な

レシピが目に止まった。

ビールによくあう「鶏皮せんべい」。

フライパンに直接放り込んで10分という簡便さ。

ただ、火力調整によって出来上がりに差があることに

気づいた。

カリカリとした食感を得るために、最終段階で強火に

すれば、居酒屋の味。塩・こしょうをぱらぱらっと。

へいっ。おまちどうさま。

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油ものには、さっぱりとしたものも用意したい。

きゅうりを板ずりして蛇腹切りにする。

うまく切れると本当に蛇みたいになる。

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一口サイズに切り分けて、醤油・ごま油・鷹の爪に

15分程度ひたす。

「きゅうりのピリ辛漬け」完成。

へい。どうぞ。

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つまみが出来上がった頃には私も出来上がっている。

なんともいい加減な男ではあるが、この性格だけは

今後も改善の余地はないようだ。

敬愛する高田純次さん。コフイフモノニワタシモナリタイ。

http://www.youtube.com/watch?v=UlOaO278SGw

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2008年5月 4日 (日)

5月4日

世間ではGWだという。

はて私自身の昨日は、飛び入りの作業で一日が潰れた。

加えて、お得意様であるレストランのマスターから作業

依頼があったものの、電話で内容を聞くに、どうやら急を

要する作業では無いようだった。

「すみませんマスター。連休明けでもよろしいでしょうか?

実は不幸がございまして…。」

新居浜の叔父さんに死んでもらうのは、5度目である。

晴れて今日は早朝からマッハ号を駆り、イカ釣りへと。

木春くんも誘ってあげようと思っていたが昨夜は同窓会が

あったらしいので、今頃は梅昆布茶でもすすりつつ、

「うぅっ…。」と声にならない声を出していることだろう。

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例年、今頃の時期になるとイカも恋の季節を迎え、

ヒアアンドゼアで「イカ子さん…ボクは前から貴女のことが。」

とイカがわしい行為に及んでいるはずなのだが、さっぱりと

その姿が見えない。

ディズニーランドにでも行ったのかなぁ?

誠に遺憾ではあるが、イカんせん、イカんともしがたいので

退散することとするがイカがなものか?

情報だけは仕入れておくべきだと思い、防波堤先端に

陣取った釣り師に質問する。

「何か釣れましたか?」

「いや…。小さなメバルが2匹です。ぐふっ。」

「ああ。メバルですか。私はイカを狙ったんですが、さっぱり

でしたよ。」

「イカの人…。何人も来てましたけど全然ダメみたいです。」

「そっか。…うん。…帰ってビールでも飲みます!」

「笑」

マッハ号に竿を戻していると、海側にそびえる鯉幟が凪の

ため、しおれていたのが印象的だった。

以前、この季節に作った句と対照的な句が浮かぶ。

旧:「風喰らう港の町の鯉幟」秋光

新:「凪に寝る港の町の鯉幟」秋光

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帰り道も伊予市にまでくると、例の大型商業施設による

渋滞が懸念される。

必然的に裏道を選択することとした。

ところが、「行きがけの駄賃」とはこのことで、写メールを

撮るのを忘れたことが悔やまれるが、こちらでは二毛作

が盛んで、丁度、麦が熟れて黄金色に染められていた。

「右にある左にもある麦の秋」秋光

「麦の秋」とは、初夏を表す季語なのです。

ススキを彷彿とさせるからなんだって…。

決して負け惜しみではなく、釣行は季節の風に触れるだけで

幸せな時間を与えてくれる。

帰り道、新緑の木漏れ日をステアリングに受けつつ、

とある歌が口をついて出た。

夢のつづき

http://www.youtube.com/watch?v=3ygJpuS8ETE

せっかく綺麗にまとまったので午後からの惨状は

後日に廻します。

日記だけど。(笑)

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2008年5月 2日 (金)

風神・雷神

「はい。これ。」

買い物から帰ってきたワイフが袋を差し出した。

「ん?なんぢゃ?これ?」

袋の中に頭から潜りそうな勢いで覗き込むと、

三足組の靴下と二枚組のトランクス。

「ヨレヨレやったから。」

「ああ。買ってきてくれたんか。ありがとう。」

男子は中学生の頃から、きっぱりと二極化される。

それはブリーフ派とトランクス派である。

私なりの所見によれば生真面目な優等生はブリーフ。

奔放な劣等生はトランクスへと身を費やすようだ。

私が後者に傾いたのも、第二次成長をむかえつつある

愚息が窮屈で哀れに思い、港町のジーンズショップにて

サイケデリックな二枚組を購入したのが事の始まり。

それでも根強いブリーフ派は「川俣グンゼ」だけではない

ようで、若き日、勤め先の寮に住むT先輩の部屋に遊び

に行くと、ちょうど洗濯物を部屋内のロープに干していた。

「お~っ!moukun!いらっしゃ~いっ!」

満面の笑みのまま家事の手を休めないT先輩。

?すでに干されている衣類の中に豹柄の布がある。

よくよく見れば、それは競泳選手の履くような切れ込み

の深い、所謂「どーだ!パンツ」であった。

「て…Tさんは…変態だったんですか?」

「あはははっ!…勝負パンツぢゃっ!」

豹柄のブーメランなんて尋常な精神状態の人間が

選択できるような代物ではない。

それでも極真空手の有段者であり、少林寺においては

師範の腕前である筋肉質のT先輩においては、さながら

「ジャングルの王者ターちゃん」くらいには修まるかな?

懐かしい思い出が蘇り一人クスクス笑った。

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で。これ。

Nec_0019

それにしてもクセのある柄ではある。

漢字コンプレックスの強い外国人が好みそうな。

ほら。よく「一番」とか書いたTシャツ着てるじゃない。

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うんうん。

外部からの災厄からは守護されそうな雰囲気だけど。

内部では風神様と雷神様が大暴れしそう。

こりゃ大変だぁ。

へへっ!

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