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2006年10月29日 (日)

學而時習之、不亦説乎

新居浜の現場が早く終了した。

記事が書けるのが嬉しい。

どうやら長女の高校も該当していたようである。

今、物議を醸している必修漏れの件だ。

起こるべくして発覚した事実であるが、政府の教育方針

がコロコロ変わるのではいたしかたない現象である。

今の学生達が被害者であるのは明白な事実だ。

ゆとり教育なんてクソ喰らえである。

鉄は熱いうちに打っておかなければならないのだ。

土曜日の休暇はとりやめて「心の授業」に充てよ!

鼻息荒く書き始めたが、ちょっと一服。

比較してみるに、私の世代は子供の数が多かった。

私のような片田舎でも中学1年生が11クラスもあり、

校舎が間に合わず仮設のプレハブで授業を受けた

記憶がある。

余談になるが、プレハブ校舎の周りには砂利が敷き

詰められており、歩くとジャリッと音がする。

そんな中を「わらじ」を履いて授業をする数学の教諭が

いた。

結構、高齢の先生であったが多感な時期の少年達には

少なからずとも奇妙ないでたちである。

当然、、ついたアダナは「わら爺」。

閑話休題。

そんな中、私のクラス担任はI先生だった。

専門は音楽であるI先生の破天荒ぶりは見事である。

朝は不良どもを蹴散らしながら750ccのバイクで乱入。

天然パーマのボサボサ髪に度のきつそうな黒縁メガネ。

無精ひげを蓄えた中肉中背の鈴木ヒロミツと表現しよう。

(先生ごめんなさい。)

専任の音楽の授業では、ほとんどが音楽鑑賞。

「今からレコード(懐かしい!)をかけるが、寝ていたい

人は寝ていてよろしい。起きて聞いてた人は感想を

述べよ。」という授業。

様々なジャンルの音楽を与えてくれた。

時には「それは貴方の世代が共感する曲でしょうが。」

と思わせるものまで。

今思えば「癒し」を与えてくれていたのである。

またある日は「今日は天気がいいので授業はやめ。

今から皆で散歩に出よう。」

青空の下に開放された少年少女の晴れやかなこと。

かなり歩きつづけたが退屈な授業より随分嬉しい。

到着したのは小さな山のふもと。

「この山は弁天山って名前がついているんだ。」

ひとしきりその場ではしゃいで給食の前に教室に戻る。

そんなおおらかなI先生が牙を剥いた時がある。

夏休みの宿題で音楽の宿題をしていない生徒が沢山

いた。

当時5教科といわれる国・数・英・理・社。

所謂、受験のための授業にしか関心を示さなかった事が

彼の逆鱗に触れたようである。

急遽、体育館に不届き者が整列させられ、I先生による

ビンタの順番待ちである。

今のPTAなら大騒ぎの事態であろうが、私自身、殴られ

ながらも「先生は正しい。」と実感していた。

(やってなかったんかい。お前も。)

音楽を甘く見るな。

人の心に安らぎを与えるのは5教科ではない。

そんな事を思いながら、おそらく彼は世の中に対して

ビンタをしてたのではのではないだろうか。

ましてや親からのクレームなんてクソ喰らえであったの

だろうと想像する。

全身全霊をかけてのアプローチだったと実感する。

後に伝え聞くと、そのI先生は小学校の校長で定年を

迎えたらしい。

校長になっても彼の破天荒ぶりは、あいも変わらず、

ランニングシャツで構内を闊歩していた逸話も聞いた。

人に接するのは人である。

どんな人に出逢ってきたかで、その人の人生をも

左右するのである。

今のセンセイにわかっていただけるだろうか?

最近釣りに行く時に、弁天山にぶち抜かれたトンネルを

通るたびにI先生の面影が懐かしくちらつく。

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コメント

こんばんは。
>必修漏れ・・・
幸い、家の子の学校は該当しませんでしたが・・・上の決め事の皺寄せを
子ども達がかぶる事は、許しがたいように思います。

>I先生・・・
moukunさんの音楽好きは、その先生の影響が多分にあるのですねぇ(笑)
破天荒な先生。私の学校は土地柄のせいか、そんな先生が育ちやすい環境だったようです(笑)
写真綺麗です。空の青と海の藍、ぽっかり雲も可愛らしく・・でも、深そうな海ですね。チョット恐いかも(^_^;)

投稿: toshi | 2006年10月29日 (日) 22時01分

こんにちは~☆
歴史は楽し~!あまり覚えていないけど歴史は楽しい。
そんな教科を飛ばされてしまった子は損をしてると思うけれど
進学ばかりに目をむける子供も悲しい、少しは自己主張して欲しいです。
moukunさんは、良い先生に出会えて良かったですね。
私も中学の先生には恵まれたほうだと思います。今でも同窓会には
先生たちが楽しく参加してくれてるから♪

投稿: sato | 2006年10月30日 (月) 09時07分

toshiさん、こんにちは。
まさに青天の霹靂といった状態ですね。
日本全国アホばっかりです。(笑)
「勉強しかできないバカになるなよ。」
私の口癖です。
目を醒ましてくれたI先生はヴァイオリンが得意な
素敵な先生でした。

satoさん、こんにちは。
歴史ねぇ。
学ばなくてもいい教科なんてないはずです。
ゆとりなんてお年よりになってからでいいのです。
そうなんです。
いい先生方には巡りあえたのですが私が勉強をしなかっただけです。(笑)
おお。
いまだに皆が揃えるとは幸せですね。
私は引越しが多かったので皆音信不通です。
死んだことになってたりして。(笑)

投稿: moukun | 2006年10月30日 (月) 12時04分

こんにちは♪

『人に接するのは人である』
そのとおりですよ、moukunさん!!
私たちの時代には、破天荒な先生がいましたよね。
今、そんなことをしたらきっとPTAにつるし上げられ、教育委員会からきついお叱りを受け、決して出世できないような先生が…
今のセンセイ、きついのでしょうね。
いろんな縛りに…
人が人を育てる、そんな場所としての学校の再生を望みます。

高校の履修問題、私の大好きな母校もそのひとつでした。
しかも、虚偽の報告をして隠そうとしていたという事実。
在籍の現役2年生の告発で発覚したのです。
涙が出ました。
悔しくて悲しくて。
誇りに思っていた母校なのに。
大切な私の自慢の母校なのに。

投稿: machi | 2006年10月30日 (月) 12時25分

machiさん、こんにちは。
そうですねぇ。
I先生に限らず粒ぞろいの香ばしい先生達の顔が浮かびます。(笑)
今の先生はやりずらい…。
今回の問題をふまえて教育再生に全力をあげて取り組んでほしいものです。
machiさんのようなOBまで悲しい思いをさせないためにもね。

投稿: moukun | 2006年10月30日 (月) 13時33分

こんばんは

今回の問題は・・・波乱を呼んでいますね。
moukunさんのお嬢さんが通う高校もそうだったのですね。

うちの息子の高校も進学校なのですが、早朝課外、土曜講習、夏休みはお盆以外は授業・・・
そこまで詰め込んで、なんとか必修科目は修得しているそうです。
(進学校なのに 今回該当しなかった裏には、このようなことがあったからなのでしょうね。)
正直・・・息子を見ていて、受験勉強より大変だな・・・と思います。
昔は、高校生活をもっと違ったカタチで楽しむことができたのに・・・と思うこともあります。
でも、彼の将来の夢を考えると、今・・・頑張らないといけないし・・・本人も複雑かな、なんて。
でも、そんな中で 信頼できる先生に出会えたことが 唯一の救いだったかなと思っています。
本当に・・・・難しいですね。(難しいです。)

投稿: サラ | 2006年10月30日 (月) 23時34分

サラさん、おはようございます。
連日、報道も加熱して二次的被害も出る始末。
学生達の困惑を早急に解決してやらないといけませんねぇ。
お兄ちゃんは、よき先生に出会えたのですね。
それは彼の人生にとっても宝ですね。
夢にむかって突っ走っているのでしょう。
サラさんの血を受け継いでるのなら大丈夫ですね。(笑)

投稿: moukun | 2006年10月31日 (火) 08時23分

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